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2014年1月7日火曜日

2014そうだ、初詣に行こう③・東北三十六不動(大日坊)

・大日坊


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庄内地方に行くのであれば、大日坊にはぜひ訪れたいと思っていました。
理由はわかりませんが、山形県には即身仏が数多くいらっしゃいます。
そのなかでも大日坊は現在に至るまでの経緯が興味深いのです。
あと、後に述べる東北三十六不動の第2番霊場になっています。

今回はカメラを車の中に忘れてしまったため、建物などの写真はありません。

受付にて入山料500円を支払って即身仏と対面します。
お坊さんがお一人、説明をしてくださるのですが、僕と連れの2人だけのために
なんと30分にわたってお話しをしてくださいました。

あまりにも長い話だったのであまり覚えていないのですが、箇条書きにすると以下のような経緯があったといいます。

・大日坊はもともと湯殿山権現を祀るお寺であった
・明治政府による神仏判然令、それに伴って盛り上がった廃仏毀釈運動の影響を受けた
・大日坊は神社になるようにとの圧力を受けたが、弘法大師への敬意からこれを拒否
・その結果、堂宇は焼き討ちにあい、現在地に移転した。
・昔はそれはそれは広い境内を有しており、湯殿山にお参りにいけない女性も含めた一大寺院だった
・江戸時代、春日局や時の将軍なども熱心に参詣していた。
・大日坊は祈願寺のため、墓がない

というようなものです。
そういえば、大日坊のホームページではもっと詳細に論理立てて述べられているんですね。
大日坊ホームページ

説明してくださったお坊さんは、代々伝承されている即身仏に関する「伝説」を調査し、
どのようにして即身仏となったのかを明らかにしたそうです。
「先輩方が言っていたことが本当であったことが分かってよかった」
と仰っていたのが印象的でした。

即身仏は6年ごとに衣替えのように衣服を新調するらしいのですが、
その際に前の衣服をお守りにして頒布しているそうです。

説明が終わってから、お坊さんの好意によって他の方の祈祷にご一緒させていただく
ことができました。

さて、即身物を拝むことができたことで最後の目的が残るのみとなりました。

東北三十六不動です。

観音霊場に注目してこれまで多くの霊場を巡っている僕ですが、
不動霊場については関東三十六不動のほかあまり知りません。

少し調べてみると、
観音霊場は比較的狭い地域ごとに存在するのに対して、
不動霊場は関東、北関東、近畿、東海、北陸…と、かなり広大なエリアのようです。
東北三十六不動は、その名前の通り青森岩手秋田山形宮城福島の東北6県をエリアにしています。
そして1県につき6箇所の寺院が霊場寺院に指定されています。
東北三十六不動霊場会ホームページ

こんなにも広大なエリアを全て巡るのは、それこそ一生涯をかけた巡礼になるでしょう。
ただ、僕は色んな意味で東北には思い入れがあります。
東北三十六不動霊場巡りをゆっくりスタートさせることにしました。

東北三十六不動霊場の公式御朱印帳は↓のように豪華絢爛です。
もう一種類の御朱印帳は、↓よりも橙色や赤が目立つ、さらに華やかなものです。



少し中を見てみると、第1番霊場寺院は、知る人ぞ知る、慈恩寺。
実は東北三十六不動の御朱印帳には、予め墨筆がなされているのです。



お参りしたところでこの御朱印帳を渡して、朱印を押してもらいます。

墨筆できる方が常駐しているようなお寺は、地方に行けば行くほど少ないと思います。
地方の霊場で差し替えの御朱印をいただく機会が増えるのは仕方のないことです。
日付を入れていただくことができないので、そちらを重視する方は
まっさらな御朱印帳を準備していったほうが良いと思います。
(ただし、担当の方が不在の場合があることを、都会以上に覚悟した方がよいでしょう)

大日坊の御朱印はこちら。



実は、東北三十六不動の御朱印帳は2300円と、価格も豪華になっています。
その代わり?といってはアレですけど、御朱印を頂く際の気持ちは200円だそうです。
いろいろ計算すると、結果的に…これ以上は言うまい。
とにかく、お金の面では財布に優しいということだけ、言っておきたいと思います。

東北三十六不動、ゆっくりと、ほかの霊場巡りも交ぜながら巡っていきたいと思います。




…と、実は大日坊は庄内三十三観音の第9番霊場でもあるのです。
今回は事前調査が十分でなかったためこちらの御朱印はいただきませんでした。

山形県には、庄内三十三観音のほか、
最上三十三観音霊場
置賜(おきたま)三十三観音霊場
という比較的有名なローカル観音霊場があります。

庄内三十三観音は、いっせい御開帳というものが無いらしく、
各寺院がそれぞれ開帳期間を設定(もしくは開帳そのものがない)しているようです。
(なにか情報をご存じの方、ぜひ教えてください)

とにかく、雪が融けたら東北地方はゆっくり巡ってみたいと思っています。

ということで、今回の初詣は終了。

帰る頃には暴風もおさまっており、きれいな夕日を見ることが出来ました。
帰路は、日本海東北道→北陸・関越道。
助手席側から見えたのは、飯豊(いいで)連峰でしょうか。



おわり。

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